映画のタイトルね。最近テレビでやっていたらしくて、奥様が録画しておいてほしいというので、録画しました。で、奥様と観ました。いやぁ面白かった。三億円事件ですね。ざっと中身をバラすと。ある大臣の息子・東大生（小出恵介）がオートバイ屋の老人と女子高生と組んで三億円を強奪したというお話。実行犯は女子高生。奥様はあの時代、ああいう東大生はいたねぇ、とおっしゃっていた。空気感を出すために、全体的に画面が暗く、夜の場面が多い。非常に良くできたお話で、本当に面白かった。疑問点が一点だけ。女子高生がオートバイの練習をするとき、バイク屋の老人に教わるのだが、ま、いろいろなバイクに乗るわけです。その中でホンダのＳＬに乗るシーンがあります。で、あれれ？ＳＬってあの時期に発売されていたっけなぁ。と思ったのです。ま、どうでも良いのですが。ただなんですな、６０年代の一般的な自動車は、あまり現存してないですな。映画の中で自動車の出てくるシーンの寂しいこと。もっと一般的な大衆車と呼ばれるモノを大切にしないと、映画一本撮るのに苦労しますぜ。
