Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Splay Booths
 毎年そう何日もないけれど、(中西部ではいつも春か秋だけれど)完璧なスプレー日和の日を除いて、完全な環境で高品質のフィニッシュを阻む要素から十分な防御をすることを望むならば、室内でスプレーするのがベストである。
 室内でスプレーするとき、自作であれ既製品であれ何らかのスプレー・ブースを持つべきである。ラッカーの霧は引火するレベルまで引き上げられるし、多量のスプレーは場所を必要とするし、空気の動きだけでは霧を吸い出すのには不十分である。電気的、機械的な原因で火花が出たら、霧を引火させ爆発の原因になることを覚えておくべきだ。新鮮な空気の導入は必須である。それは、フィニッシュのための気化したラッカーや霧が高い有毒性も持つからだ。耐火ファンとライト(電灯)、簡単で質素なスプレー・ブース、有毒ガスに対する防毒マスクなどが、あなたの最低限の安全を保証することになる。
 我々は商業的に手に入れられる巨大なブースについて言及するつもりはない。それらは新品で購入するにはあまりに高価だ。安価で誰でも見つけられ、使えるものを使うのだ。自分のスプレーブースを設置するのには、部屋のコーナーに設置するか、その目的のためだけに一部屋明け渡し、設置する。そこには防火換気扇、防火ライト、防火スイッチ、(ホコリを取り入れない)空気取り入れ口、スプレーガンのためのフィルターを通したラインが必要になる。
 我々が見た中で、最も優れたホーム・メードのブースは、壁面を15mmの石膏ボードで内張されたものである。スプレーエリアの内側は、壁面と内張の防火のために亜鉛メッキされた鉄板で繋げられている。鉄板はスプレーの残りの霧を排出しやすいように導くため、壁面を形成する。(乾いた霧の集積は非常に発火しやすい)あなたの地域の設計仕様を確認するために、防火用品店や消防署を訪ねてみよう。
 年間を通してスプレー・ブースに使う部屋が確保できず、思い通りにスプレーできない場合、あなたは最終的に窓の外に向けてスプレーすることになるだろう。もしそうであったとしても、安全で防火のための適切なスペースと防火換気扇と、それなりの設備を少なくとも作らねばならない。
 我々は窓枠に固定する組み立て式のスプレー・ブースを作った。数分のうちに移動することもできる。四角錐を横にしたような形で、視界に入る明度を上げるために3つの壁面は白く塗られている。四角錐は空気を導き、先端にある防火ファンに向かってスプレーを噴く。勿論、作業者は大きい開口部でスプレーする。四角錐は先端を取り除いて作られるが、そこに向かって霧は集められる。大抵、効果的に空気が流れるように作られる。(部屋の反対側の窓を開けると新鮮な空気を取り込める)
 あなたのブースが鉄板と乾いた壁でできた常設の設備であろうが、時々使うだけの組み立て式の四角錐バージョンであろうが、内壁は滑らかですべすべにしておくべきである。(繰り返し行ったスプレーの余分の霧の集積が動きやすいように)もし、頻繁に内壁をきれいにできないのなら、スプレーの繰り返しによって壁が引火しやすくなっているので、壁を頻繁に取り替えなくてはならない。