Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

工房探検続編

H氏のご自宅は、私の家と職場のちょうど中間あたりに位置しています。H氏を基準に考えると、H氏の御自宅と職場の中間に私の家とoyoyoさんの家があります。ちなみにH氏はoyoyoさんと職場が一緒です。
さて、日曜日の午前の仕事(これがまたoyoyo氏、H氏、私590が一緒でした)の後にH氏が「用意してあるから、おいでよ。」と申し出てくださり、クルマを連ねて一路H氏邸に。oyoyo氏のS800の後を何年かぶりで走りました。相変わらずのHONDA music!!私のワゴンRからはoyoyo氏の前を行くH氏の車が丸見え。AW11だったころはoyoyo氏の前は見えませんでした。運転すること5、6分ほど、H氏邸に到着。ごく普通のお宅です。(私の家があまりに普通ではないので、誰のお宅に伺っても、感動してしまいます。「おー、日本の住宅じゃ!」まずは、応接間(畳敷きです)でハープ!(H氏の自作、生まれて初めて触った)とテイラーのアコギをいじくります。そうこうしているうちに奥様がなんと昼食を出してくださった!奥様申し訳ありませんでした。(この日がH氏とは初対面だというのに・・・)
で、昼食を摂ったあと、2階の工房へ。もー大変。完成したアコギやらマンドリンやらキットの箱に入ったままのギターやら。うへー、うわー、という感嘆符しか出ません。H氏は「スチュー・マック」のキットを多く輸入し製作されている。特にトリプル・オーやらAやFタイプのマンドリンやらをトータルで10本以上製作されている。アコギはDADGADにチューニングされているモノが多かったですね。また、独自のネックセットの方法を編み出されていて、なんとボルト2本によるデタッチャブルタイプのネックになっています。すげー!
マンドリンは、なんと俎板を切り出して4プライ位に接着してトップ材を作っていたり、非常に参考になりました。厚さを計測するための道具もスチュー・マックで購入すると妙に高額なのですが、自作されていて、これまた真似をしようかな、と。そうです、箱物のエレキを作るとき、トップやバックの厚さを測るときに使おうか、と。175や335も作りたいですからね。
おまけに、帰り際に「シュラック」をいただきました。シュラック塗装の下塗りに上塗りはラッカーで・・・。それからレリック仕上げ・・・なんて考えると、もうワクワクしてきます。あ、それから白蝶貝を試しに切らせていただきました。ジュエリー・ソウでゆっくり切ってみました。H氏はアワビやら白蝶貝やらを独自ルートで入手していらっしゃる様子で、値段を聞くと明らかに安い!こりゃあ私もやらなくては!H氏は貝をシャカシャカ切れますが、私はおっかなびっくり。H氏は1年に1〜2本程度しか作成しないらしく、理由は塗装に最適な時期を考えるとそうなってしまうのだそうな。この辺も、こだわりが感じられ、いと、好まし。

閑話休題

凄い人でした、H氏。同業者でこんな人がいるとは・・・・・。
今度は是非我がラボにお越し願えれば、と。oyoyo氏その辺の所よろしくお願いします。