卒業式を終え、今年は旅行にも行かないと決めたので帰宅。
14:30頃に家に着き、着替えを済ませお茶を飲んでいると地震。
家内は二階のベランダで洗濯物を取り込んでおり、私は玄関を開ける。
揺れが収まらない。隣家の自動車がサスペンションのテストでもしているかのように揺れまくる。やばいなぁ、と思っているうちに揺れが収まる。
２階に上がり、家内の無事を確認。
１階に下りてきて、旅行組にメールを送って、伊香保の実家に電話。この時、据え置き型電話の回線はまだつながっていた。実家の両親も無事。
旅行組は１５時１５分頃の電車に乗る予定なので、心配。２度メールするが連絡は取れず。メールの返事が来たのは２３時前。その前に携帯がつながり、無事の確認ができた後だった。２４時近くになり八王子の息子の無事が確認でき、ほぼ同時に下の息子の無事も確認できた。
今日になって、東京の親戚の無事も確認。まぁ、大変なことになった。テレビでは被災地のものすごい映像が流れ、日常が壊れていく瞬間を目の当たりにした。海から浸入する濁流に平凡な人生が飲み込まれていく。それを見ていてなにもできない事実。ＴＶのアナウンサーは逃げてくださいと叫ぶが、それしかできない現実。その声を茶の間の自分は聞くことができるが、自動車にを運転していた人は、聞けなかったであろう皮肉。
原子力発電所の建屋の壁が吹き飛ぶ映像が平気で流れ、市原の石油精製所の火事が数時間消えなかった、と言う映像すらぼんやりと受け入れてしまう。
今日、一番頭に来たのはチェーンメール。私に来る前に誰か切ってくれよ。おまえら本気で信じてるのか？そんな雨降るわけねぇじゃん。関西のプレートが縮む？そんなこと誰にわかるんだよ。全く頭に来る。いい大人がインフラに負荷をかける手伝いしてどうすんだよ？しっかりしてくれよ。
