Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Chapter 5
Abrasives and Smoothing Tools

 木部の下準備は、プロのような仕上げを得るためには最も重要なステップである。楽器の表面が均一で無傷の状態であるためには、仕上げが均一で滑らかでなくてはならない。仕上げの間のリペアワークで下地準備の時のミスを直す必要などない。(それくらいしっかり下地準備をしなさいと言うこと)木部の下地準備の時に直すのに比べて、新しい楽器であってもフィニッシュ後のリペアやタッチアップには非常に時間がかかる。しかし、傷というものは最終仕上げでは無いように見えるものだ。
 ベストなギター・フィニッシュのために準備段階で必要なことは、平均的な家具に対する要求以上の要求をすることである。その要求は床や窓枠のような部分の仕上げを遙かに凌ぐ高い要求なのだ。これらの仕事では導管を埋めるなどということは要求されない。まれにインレイや木象眼で飾り立てたり、同じ材料の上に3つかそれ以上の材料を使ったりするけれど。