Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

風強し

お昼を食べました。お昼休みの気怠い時間です。外を見ると営業所の庭の欅が紅葉しています。さらに落葉し始めている木々もあります。本日は風が強いので落葉のスピードも速いようです。やっと群馬県のこのあたりも風が吹き始めました。例年だともう少々早くから北風が吹くのですが、今年は先週くらいまで気持ちが悪いくらい暖かくて、北風が吹きませんでした。その北風を、この辺では「赤城颪」(あかぎおろし)と呼びます。「上州の空っ風」とも。この風が吹き出すと、自転車で風上に向かってこぐのさえ、つらくなります。さらに空気が乾燥すると、畑からは土埃が舞います。ひどいときは、景色が霞むほどです。一説には、上州弁の語感がきついのは、この「空っ風」のせいだと言われています。冬の冷たい北風が吹く中、お百姓さんが小麦の芽を踏みます。風が強すぎて、一緒に仕事をしている人と大声でないと話せない。そんな状況が、上記の説を生んだのでしょう。さもありなん、という風の強さです。風が吹くと桶屋が儲かる。というのも実によくわかります。こんな状況が毎日続くのです。上州では。塗装をする日をしっかり選ばなければならない、ということでもあります。状況によりますが、冬は雪の降った翌日が湿度もちょうどよく、埃も飛ばない、ということもあります。いずれにせよ、天気次第で作業内容が変わるのが、上州の冬ですね。また、夜にでも書きます。