Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Making a Washcoat
 既製品のウォッシュコートはいくつかの業者から販売されているが、ノーマルのシーラやトップコートを割る(薄める)ことにより、簡単に自分で作ることができる。サンディングシーラとトップコートが通常21%から23%くらいの硬度を持っているが、ウォッシュコートは約10%の硬度を持つべきである。ウォッシュコートの粘度・硬度を作るために、ほとんどのラッカーに対して、少なくとも2:1かそれ以上の割合で薄めることが必要とされる。シュラックを使うならば、1ポンドカットか2ポンドカットに薄める。厳密にどれくらい薄め液を加えるか述べることはできない。それはあなたがどんな製品を用いているかわからないからだ。プロはZahnの#2かFordの#4の粘度カップを用いて、ラッカーの粘度をテストしている。それは、カップから塗料がどれくらいの速度で排出されるかで計測するものである。だが、これらのカップは200ドルかそれ以上の値段である。

Splaying your washcoat
 ほとんどの場合、ウォッシュコートは一度だけスプレーされるが、乾燥した材には2回必要になることがある。(ウォッシュコートをしたのに、材に完全に吸収されてしまい、何もしていないのと同じ様になってしまったら、20分後に2回目をスプレーする)しかし、塗料が生地に染みこんでしまったように見えても、木の表面がケバ立っても、心配する必要はない。次のステップでフィラーが木目を素晴らしく埋めてくれるはずである。一旦フィラーが乾いたら、表面のざらざらは軽いサンディングで取ることができる。ひどくケバ立ってグレインフィラーの前にサンディングが必要だと思ったら、片刃カミソリの刃で軽くスクレーピングしてみることだ。カミソリの刃はサンディングよりも削りカスを出さない。削りカスは木目の中でワナを仕掛ける。そしてフィラーがよい仕事をする邪魔をするのだ。砥石を使って鋭い角の部分を鈍らせるか、セロファンテープで角の部分を覆う。バキュームかブローで木目(導管)の中の削りカスを取り除けば、フィラーが木目(導管)を埋めやすい。ウォッシュコートは薄いので液だれには十分注意することを忘れないで欲しい。