Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Other Tools

Scotch-Brite flexible abrasive pads
 スコッチ・ブライトは3Mの登録商標でシンセティック・スチール・ウールとも呼ばれるフレキシブルな粘着パッドのことである。非金属のファイバー素材を接着剤でパッドに貼り付けることで製作される。スチール・ウールとは少し違い、スコッチ・ブライトは工房の中でピックアップに張り付いてしまうような沢山の細い毛のような素材でできているのではない。ウォーター・ベースの下だけでなく、どんなフィニッシュでも触れるものから油分を取り去ってしまうのだ。この様な理由から我々はもはやスチール・ウールに関わらなくなった。少なくともフィニッシュ作業を行う中では。スチール・ウール特にノン・オイルのバージョンは、それでも工房の他の場所では依然として有用な道具であることに間違いない。
 フレキシブル・パッドは色々な粒子からできている。ミディアム(赤)、ファイン(グレー)、ウルトラ・ファイン(白)、スチール・ウールが使われる場面ではウェットでもドライでも使われる。塗装していない木の面では硬くシャープなエッジやコーナを丸めることができ、平らな面でも曲面でも滑らかさと艶をもたらしてくれる。フィニッシュ上ではラッカーの輝きを減らすし、フィニッシュの早い段階での木のホコリを取り除く、そして、コートの間の軽いスカッフ・サンディングの仕事を素晴らしくこなしてくれる。
 フレキシブル・パッドはグレイン・ウッド・フィラーでもしっかりと働いてくれる。ミディアム(灰)グリッドは、ウォッシュ・コートのスプレー前のオイル・ベースやウォータ・ベースのフィラーの残りかすを取り除いたり、磨いたりするのに最適である。ウォータ・ベース・フィラーの残りかすを取り除くのには本当に最適である。というのも、(スポンジを利用したりして)ウェットで使えるからだ。

Soldering iron
 半田ごてなどは木工の準備段階で利用すると、とても便利である。25〜40W位の半田ごては製作の過程でできてしまったへこみに、スチームをあてるのに十分な働きをする。

Sanding blocks
 サンディングブロックまたは当て木は木工工具として価値のあるものである。既製品はサンド・ペーパを受けるのにバネが使われたりしているが、我々が使うのは自作の木片である。というのも快適に仕事をするために、切ったり形を整えたりするからだ。
 サンディング・ブロックは手だけで上手くいくところだけでなく、手では上手くいかないような広いカーブ状の所でも勿論使える。手触りを良くするためにトップ材の端の角を落としたり丸めたり、当て木になる部分に皮やフェルト、発泡スチロールや硬いゴム、柔らかいゴムなどを付ける。

Sanding table
 約60Cm四方の平らな面全体にP50番〜P150番のサンドペーパを両面テープで貼り付けたものは、素晴らしい「平面台」になる。ソリッド・ボディの表面と裏面を平らに仕上げたり、リフィニッシュしたりするときに、この台の上でボディを動かせば良いのだ。表面が平らに近づくにつれ、砂や粒子の本当に小さな粒が出てくる。そうしたら仕事を仕上げるためにランダム・オービタル・サンダーに切り替えよう。