Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Spray Gun Maintenance

Cleaning and setup
 新しいスプレー・ガンを手に入れたら、使う前に全体を掃除しておくこと。また、コンプレッサーのエア・ホースに合うメスのコネクタを購入する必要もあるかもしれない。(クイック・コネクタがよい)
 倉庫に置いてあったり、輸送する間にサビが出ないように保護するためにサビ止めの油が使われている。まず、エア・ノズルを外し、「使用済み」薄め液のジャーに入れ、薄め液で洗浄する。(もし、使用済みのシンナーのジャーを持っていなければ、今からでも準備しよう)注意深くオスとメスのエア・ノズルのスレッドを両方とも洗浄しよう。工場からついてきた油や素材のゴミなどを洗い落とそう。
 カップに半分くらいの温かい石けん水を満たし、ガンにカップを固定し、カップとガンの下部を洗うために勢いよく振る。次に以下の(Using The Controlsを参考に)説明に従い石けん水をスプレーする。サイフォン・チューブ、フルード・チップ、エア・キャップが洗浄される。これによって、輸送時の油分のほとんどが無くなり、油分も無くなるだろう。それからプロテクタ・グローブとマスクを着け、風通しの良い場所(あるいは戸外)に出てラッカー・シンナーあるいはアルコールで、石けん水では落ちなかったモノを洗い落とす。
 熟練したフィニッシャーは、スプレーガンを洗うときに、ニトロセルロース・ラッカーだけでなく水性ラッカーでも、薄め液やVOCsを含む溶剤、その他のケミカルを必要最低限の量だけを使ってやるように試みている。あなたが用心深い人ならば、1オンスかそれ以下のラッカー薄め液か水で1クォートのサイズのガンを掃除できるだろう。そして、2オンスあれば確実に仕事をやり遂げられるだろう。特にエアホースが繋がっていない状態で、ガンを掃除するのにスプレーができない場合は。代わりに「バルブタイプ・ミートバスター」(これが日本で何を指すのか分からない)を使うのならば、お湯かラッカー・シンナーを満たし、ガン、サイフォンチューブ、フルード・ノズル、エア・ノズルを入れて洗浄する。(「ピペット」の小端部をカットして広げ、少量のシンナーを使えるようにする)サイフォンチューブが上になるようにスプレー・ガン・ヘッドを持ち、スプレー・ノズルがカップの上にくるようにする。トリガーを引き絞っている間、サイフォンを通じて水が通る。空気が出たら、正しくカップに納めること。
 このプロセスをラッカーシンナーか変性アルコールで繰り返す。1回に使うシンナーは少量にすること。クリーニングが終了したら「For Cleaning」のラベルを貼った蓋付きのジャーに注いでおく。汚れきって使えなくなるまで使い、戸外で蒸発させる。ラッカーやシュラック、ウォータ・ベース・ラッカーや汚れた溶剤を流しや地面に捨ててはいけない。蓋付きの缶に保管して、有害なモノを処理してくれる施設で処理すること。(小さなショップの多くは、少量の溶剤であったら単純に戸外で蒸発させるために、平らなコンテナに入れるだけだ。)ガンとカップを拭いて乾かす。カップとガンを外し、エアダクトも外す。それからガンとパーツを良く乾かす。古新聞の上に並べて乾かそう。

NPT quick-connector
 スプレーガンのエア・インレットのネジに締め込むために独特のコネクターが必要になるだろう。自動車部品販売店や多くの道具店には様々なNPT(National Pipe Thread)クイック・コネクタがストックされている。あなたのコンプレッサーのエア・ライン・ホースにぴったりと取り付けられるサイズと形のメスのクイック・コネクタを買うこと。一般的なサイズは4分の1インチと8分の3インチである。NPTクイック・コネクタを付ける前に、エア・インレットのねじ山の一部分に、ぐるりとテフロンテープを巻き付けておくことである。

 あなたのエア・ホースにぴったり合うメスのクイック・コネクタが無い場合、ホースをオープン・エンドにしなくてはならない場合、ブラス・コネクタを使うことだ。ベーシックなガス・ホース用のクランプだ。小さなラジエター・クランプはエア・ホースをしっかりと圧着して締めてくれるはずだ。