Dealing with sand-throughs (sand-throughsサンディングのし過ぎを取り扱う)
早い段階でのサンディングは特にそうなのだが、どの段階であっても、サンディングするときには、塗装面を突き抜けて木地までサンディングしないように充分注意すること。木地を染めてあったらなおさらである。染めていない木地まで届くようなサンディングをしてしまったら、同じウォッシュコートの塗料が一番良いわけだが、それを同じようにスプレーして単純にタッチアップすれば良いのだ。だが、染められた木地では、そうはいかない。適切なタッチアップが要求されるし、そのため多くの練習が必要となる。
木地に水溶性染色剤で染めて、クリアラッカーでコートした塗装がサンディングのし過ぎをリペアするのに最も易しい。タッチアップしようとするとき水溶性の染色剤は木地に染み込んでいくが、塗装面には染み込まない。塗装面は水溶性ではないからだ。あなたが必要でないと思っているところには、着色されないのだ。この点が、あなたが着色作業に取りかかろうとしたとき、水性ステインが良い選択であるという、もう一つの理由なのだ。アルコール染料に対するサンディングのし過ぎは、問題である。というのも、アルコール系で染めようとすると木の周囲の塗料も溶かしてしまうからだ。
オリジナルの図