ものは試しと、Amazonでネックを購入。
送料込みで1800円。
上が自作のネックと指板。
買ったものは、フレット打ち込み済みの指板がついている。
これで1800円は安い。
きちんと平面が出ているし、フレットもきちんと打ってある。
ヘッドには突板まで付いている。
StewMacのキットに負けないクオリティである。
フレットのスケールもテナースケールになっている。
指板のローズウッドも3Aとはいかないまでも、2Aクラスである。
ネック材はマホガニーよりも白っぽい。
不明の材である。
また、マシン加工の跡が残っている。
でも、素材としては十分である。
欠けが見られるが、サンディングで消えるレベルである。
ヘッド材の継ぎが妙な継ぎ方だが、強度は十分にありそうである。
これが送料込みで1800円なのだから、今までの私の苦労はいくらになるのか。
ネックの材料代、フレットの価格、指板の成形、フレットの溝切、フレット打ち、ネックの切り出し、成形、これすべて込みで、1800円。
私の仕事時間を時給で換算しても、あまりの安さに眩暈がしそうだ。
資本主義の恐ろしさを垣間見た気がする。
恐らく、アメリカ製のキットなどはこのネックを使っているのだと思う。
継ぎ方は違うが各部分のサイズ感はそっくりである。
今回の2台には使わないけれど、次の製作には使う予定。
とりあえず紹介まで。