あゆら氏のところからやってきた、パシフィカ・ネックのテレ。
22フレット仕様のパシフィカ・ネックでは、12フレットまでの長さと12フレットからブリッジまでの長さが異なってしまう。
つまりオクターブを合わせるのが困難だということ。
ブリッジの駒を取り付けるビスを、長いものに取り換えれば、オクターブが合うかと思われたのだが、長いビスだと駒の下を通る弦が邪魔して駒が落ち着かない。
そこで、予備のどうしようもないネックの中からフェンダージャパンのネックをあてがうと、これがネックポケットにピタリと収まった。
このネックは、指板がどうしようもないくらい波打っていたので、トラスロッドを再利用しようとして取っておいたものだ。
こいつの指板を剥がして指板を貼り直せばなんとか使えるギターになるかも?
そんな感じで始める赤いテレ再生計画です。
こんな感じでネックを並べてみると、両方ともフェンダー・スケールだとわかります。
ナットを21フレットのところにあてがいます。
するとフェンダーネックの21フレットがパシフィカネックのナットのところに来ます。
ネック自体のスケールは同じでもボディに乗せると上記の通り。
パシフィカネックがつば出しネックだったならば、と思うのは私だけではありますまい。
ボディのネックポケットをブリッジ側に広げるという手もあるのですが、ボディはそのままにしたい。
まぁ、ぼちぼちとやっていくこととします。
先ずは、指板剥がしからですね。
上手くいことやら、どうやら?