コレは非常にレアなトレモロユニット。７０年代前半のGrecoのSTモデルに着いているモノ。以前、HPの方で紹介したけれど、そのページ自体を削除したのでここにもう一度あげておきます。ロゴはGrecoのｒがｎに見える俗に言う「グネコ」ロゴ。ヘッドにあるのは、ロゴのみ。他のモデル名とか但し書きとか一切無し。潔かったねぇ、当時の国産。確か、カタログではST430だったような・・・。うろ覚えです。高校生だった私は、TE400というテレキャスモデルを買いました。しかし、このSTモデルが忘れられず、大の大人になってから必死で探し、見つけました。１万円しなかったですね。前の所有者は、それでも良かったみたいですけれど。私は大ラッキーでしたね。さて、このトレモロ、どこがレアかというと、１弦の駒が根本で細くなっているのです。そして出来たスペースにアームの穴を開けているという、何ともこった作りなのです。ですから１弦の駒が無くなったら大変なことになるのです。恐らく、写真で見て一生懸命ストラトをコピーしたのでしょう。そして、単純にトレモロキャビティを開け、そこに合うブリッジユニットを付けたのでしょう。それにしても、その想像力！オリジナリティと呼んでも良いのではないでしょうか？また、両サイドについているブリッジカバー取り付けのための耳！こんなもの付けるかい？と突っ込まれそうな工作！いいですね。なにしろ出来てから３３年たっても、このブリッジユニットで一文書けてしまうという驚き。
さてさて、職場の帰りに「PLAYER」を買いました。立ち読みして「ロリー・ギャラガー」記事があったからです。興味のある方はご一読を。「ONE、TWO！たとぅーれいでぃー、」のロリー・ギャラガーでございます。
