しばらく作業がストップしてました。
この間、腰痛が再発したり(と、言うか治っていない)、那須方面に遠征したり。
暇人な割には忙しかったのですよ。
で、腰もだいぶ良くなり作業再開です。
流石にトップのクリアに傷がついているので、塗装をサンドペーパで剥がしていきます。
バックのブラックも平面が出ていない(クリアが垂れている)ので、平面を出します。
クリアの水性ラッカーが吹いてあるので、まずクリアの面を120番でガシガシ削ります。
トップに開けたPUホールは、当時ジグを自作し掘りました。
今年、購入したジグを当ててみると、サイズはほとんど同じです。
10数年前の工作精度もまぁまぁですね。
さて、120番から180番と番手を変えていき、こんな状態までこぎ付けました。
上の写真と比べると赤い部分が、大分狭くなっていると思います。
また、黄色の部分が一部生地が出ているのも分かると思います。
これは、私の塗装が黄色の水性ラッカー、赤の水性ラッカーの順で塗装してあるからです。
え、それって薄い黄色を塗ってから、濃い赤を塗るのだから当たり前じゃん。
そう思われる方もいるでしょうが、それもある意味正解なんです。
しかし、少なくとも90年代前半までのギブソンはそうではないんですね。
これは実際に剥がしたから言えるんですが、ギブソンのサンバーストは、赤を先に塗りその後黄色を全体にかけているんですね。
だから、あの独特のサンバーストになるんですね。
勿論、ビンテージや70年代の個体、現在の個体は、剥がしていませんから一概には言えないんですが。
それとギブソンのサンバーストの着色は、透明な着色料を使ってます。
私のこのギターは、当時透明の着色料が手に入らなかったので、というか存在自体知らなかったので、国産のポアーステインを使って着色しました。
ポアーステインを透明な水性塗料に混ぜ込み、エアーガンで吹きました。
今回も同様にポアーステインと水性塗料でチャレンジしようと思っています。
でも、サンディングがもう少し進まないと塗れませんが。
ぼちぼちやろうと思います。