Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

週末

今週末もお仕事の予定。嗚呼!
悩ましきモノ、その名はお仕事!
いいのかね?こんなにお仕事しちゃって。
世の中は、「いじめ」だ「単位不足」だなんだかんだ喧しいが・・・。私はお仕事!
しかし何だね、テレビで「学校は荒れている。」なんて言われると「あ、そうなの?」てな感じだね。少なくとも昭和50年代後半からそういう意味の荒れている感は私にはないね。「学校再生」とか何とか政府はいっているけれど、「え?学校って今まで死んでたの?」って感じだね。それより何より気になるのは、総理大臣が替わると必ず前の政権とは違う事柄を現場に要求することだね。(政党が同じであっても異なったことを要求されることが多い)そのための有識者が集められ、相談するわけだが、当然前政権で使われなかった人たち(無論重複する人もいるが)が集まって「前政権とは違った特色を打ち出す」わけだ。そこでは現場なんかよりも、前政策とどう異なるか、どんな文言でそれを国民に知らしめるか相談されるわけだ。要するに集められた人たちが見栄を張るわけだ。そこには、こうあるべきだという子どもたちの姿はない。文字の上だけで決定された文言が国民の前に提示されるのだ。そしてそれは、現場へと降りてくる。かつて「ゆとり」の方向へ振られた振り子が今は「学力」の方向に振り戻されている。現場大混乱!
そういった歪みが出たのが今回の高校の単位不足の問題ね。あれははっきり言って、前政権の生み出した悲劇だよ。「特色ある学校作り」なんて体のいいこと言っちゃって、要は弱者切り捨てよ。つまり「特色」=「進学率」みたいに上手に思わされちゃったのよ、現場は。それから学校の統合問題も大きいよね。カリキュラムを大急ぎで作成せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。そして、何より生徒を集めなくてはならない。そのために手っ取り早いのは、「甲子園」と「東大」よ。東大に何人合格しましたで、受験倍率は大きく変わる。未だにそんな国なのよ日本は。特に田舎にそういった崇拝が残っているよね。甲子園にしたってシーズンになるとチクリ合戦じゃん?
だからさ、今回ほとんどの都道府県で問題になっちゃったでしょう?要するに日本は田舎なんだなぁ。不幸なのは高校生、それから教育委員会。学校はそれほど痛手じゃないと思う。それに本当に悪いことをしたとは思って居ないはず。どこでもやっているじゃん?って思っているはず。良い子になれそうなのが塾。っていうか高校って予備校じゃん?っておもったひとが多いと思う。あ、昔からそうか?
本音を言おうか?現在の状況を打破する一つの手段。それは土曜日の復活です。土曜日を月に二回で良いから授業するのよ。そうすれば今回のような未履修の問題は出なかったのよ。限られた時間の中で授業をするには現行の内容では駄目です。できません。月6時間年間66時間から72時間増やせばどんなにか学校運営が上手くいくことか。なんで土曜日休みなの?良いじゃん、親だって働いている人多いのだから授業すれば。そうやってきたじゃん。教師の労働時間?そんなモノ夏休みにまとめ取りすればいいじゃん?ついこの間までそうしてきたじゃん?
現状を打破する二つめの手段。日本全国贅沢な暮らしは止めろ!共働きしたって子どもがきちんと育てられなくて何の仕事だ!何のマイホームだ!借金返すために働いているのか?違うだろ?かっこよく言えば自分のために働いているんじゃないのか?それが実際はどうだ?良い家に住みたい(他人よりもな)良い車に乗りたい(他人よりもな)良い服が着たい(他人よりもな)良い学校に進ませたい(他人よりもな)。全部、他人よりも、じゃないか!そんなに他人が大事か?だったら包丁持って他人に斬りつけたりすんなよ。いいか?もっと大事なこと有るんじゃないか?もっと大事に育てられてきたんじゃないか?自分たちがガキだった頃の年寄りは自分たちをどう見てくれていたんだ?思い出そうぜ?彼らは戦争というとんでもない化け物と文字通り戦い、「これじゃあいかん」と思ったのだろう?今我々は「このままじゃいかん」と思わなければ、何時この国を正しい方向に向けられるんだ?
ま、でも駄目だろう。田作の歯ぎしりでした。