Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

昨日の続き

それにしても、日本がまだまだ成熟していないなぁ、と思うのは趣味の本があまり無いと言うこと。一時期、といってもバブルの頃だけれど、アウトドア雑誌の発行が盛んになった。しかし、内容はお粗末としか言いようのないモノだった。アウトドア用品のカタログみたいな雑誌ばっかりだった。「フライフィッシング教書」のような、楽しみ方を教えてくれるものは皆無だった。それは今でも変わっていない様に思う。だから本当に必要な情報は洋書になってしまうのだ。無論、技術書はあった。しかし、我々の手に入る、或いは手に入れたい情報の書かれている様な雑誌は無かった。技術書は、当たり前だが、その性格上専門書であり、楽しみ方を模索するためのものではない。総じて日本人というのは真面目だから、楽しむということに対する積極的なアプローチが出来ないのだろう。「良い趣味してますね。」という言葉の裏側には、「おめー、遊んでるんじゃねーよ。」的なニュアンスが今でもあるのは否定できないだろう。そういう意味でまだまだ日本は「青い」と思うのであります。