Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Air lines
 エア・ラインは鉄や銅やフレキシブルなラバー・ホースで作れる。もっとも、我々が最初にエア・ラインを設置したときは、亜鉛メッキを施した鉄パイプだった。圧縮空気の持つ熱は、冷えている空気よりも水分を含む傾向にある。冷めるに従ってタンクやエア・ラインの中で水分が液化する。圧がかかっている(加圧されている)ので、ガンから空気が放出されると周囲と同じになるので、液化の心配はなくなる。液化はスプレー・フィニッシュにおいて起こる。コンプレッサに向かって下がるような角度でエア・ラインを設置して欲しい。ドレン・バルブを忘れずに。タンクやドレン・ポイントからの水抜きを頻繁に行うこと。コンプレッサとスプレー・ガンの距離は短いより長い方が良い。(理想的には50〜100フィート・15〜30mくらいは欲しい)フレキシブル・ラインを使ったら、床に這わせてはいけない。冷たい床が液化の問題をまた引き起こすだけだ。
 液化の問題を解決するためには、レギュレータ、フィルタ、水分トラップをエア・ラインの末端の部分、エアガンに近い部分に設置することだ。レギュレータ、フィルタ、水分トラップの組み合わせは、沢山のバリエーションがある。レギュレータは空気圧を調節し、フィルターと水分トラップは圧縮空気から油分と水分を除くのだ。真のプロはオイル・フィルタ、レギュレータ、乾燥剤を使った水分トラップの設備を持っている。安価な乾燥剤はすぐに水分だらけになってしまう。定期的に保守点検・清掃をし、汚れたら取り替えること。