Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Compressed-air Spraying

 仕上げに利用する道具の選択が非常に柔軟にできて、高品質の薄い塗膜を作れるので、圧縮空気を使ったスプレー仕上げは最も一般的なものである。自分自身でスプレーガンを満たし、着色剤でもクリア・フィニッシュでもスプレーできるし、使えると思った他の素材も試せるのだ。さらに、圧縮空気を持つということは、工房周りの他の有効な使い方もできると言うことだ。圧縮空気を使ったスプレー仕上げには、コンプレッサ、エア・ライン、レギュレータ(圧力調節装置)、スプレーガン、それから恥をかかないように、エアラインから油分や水分を抜くためのフィルタを必要とする。(水分がフィニッシュの下に入り込んだら大変である)

Air compressors
 エア・コンプレッサはタンクのあるタイプと無いタイプに分けられるが、78リットルから110リットルくらいのタンクを持ち、3〜5馬力くらいのコンプレッサを導入することを勧める。タンクはコンプレッサが空気を貯めておくための部分である。また、スプレーガンを利用するときに、モータのピストンが空気を圧縮するときのストロークによって発生する息継ぎ現象を避けるため、空気を貯め、一定の圧力で空気を吐出するための役割を持つ。
 多くの人々は、手頃な1〜2馬力くらいの小さなエア・コンプレッサを使い始めるが、デュアル・アクション・サンダーやインライン・サンダー、ロータリー・グラインダーそのほか様々なエア・ツールを使えるくらいの、より大きなものが必要になることに、すぐに気づく。エア・ツールは3馬力以下では使い勝手が悪いものだ。だから4〜5馬力くらいの製品がよいのである。最近では、輸入ツールが充実してきており、3〜5馬力くらいの製品を選ぶのに苦労しない。価格も350〜400ドルくらいである。これは20年前の小さなコンプレッサの価格である。