グヤトーンのギターアンプ、GA-220のコピーをしています。
これまでの作業を振り返ります。
これは、パターン図と生基板です。これをテープで貼ります。
もちろん図と基板の大きさは同じです。
センターポンチで、部品取付時の穴となる場所やこれはと思う場所に印を付けます。
こんな感じで傷がつきます。
傷の場所を頼りにパターン図をネームペン(油性)で書きます。
今回は、2枚作っていますから、もう一枚はマニキュアで書きました。
エッチングです。金属製のものを使うと溶液で侵されますから、100均の容器を使いました。
なお、溶液の処理はきちんと決められた方法で行ってください。詳しくはエッチング液と一緒に説明書と薬品が入っています。
エッチングが終わりました。黒いところ以外は基板のベークが見えていますね。
さらに、スチール・ウールで磨くとこうなります。
1mmのドリルで、穴を開けていきます。ドリルが細いので、神経を使います。穴が開け終わったら、
テスターで通導テストをします。また、小型のリューターでパターンの間隔が狭いところを少し広げておきます。
今回、基板用のMT7ソケットが手に入らなかったので、3mmのドリルでソケットの足が入る穴を開けます。
パーツを取り付けていきます。抵抗の値をテスターで当たりながら取り付けます。すべてOKならば、ハンダ付けを行います。
ハンダ付けが終わった基板です。上で書いたように2枚作っています。基板の色が違うのは、単にメーカーが違うだけです。また、真空管ソケットの色が違うのも、ありあわせのモノを使っているからです。
今後は、トランスの入手。特に電源トランスの入手に手間取りそうですが。と、シャーシの選択。一応、頭の中にあるのですが、それで本当にOKか?少々不安なので。といったことをクリアしながら完成に向かいたいと思います。本当は、今日あたり完成しているはずなんだけれどね!