Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

ひょんなことから

仕事場で「アルプスの少女ハイジ」のアニメの第1回と第2回の途中まで見ました。生まれてこの方、上記のアニメは見たことがありませんでした。ハイジがおばさんに連れられお爺さんのところに行くところから始まります。知っている人はよーく知っているのでしょう。今さら言うまでもありません。見ていておもしろいのですが、5歳の少女がそれまで育ててくれたおばさんを離れ、お爺さんのところで暮らすというのは、少々設定に無理があるのかな、と。ま、おばさんには彼女なりの事情があるのでしょうが。(なんか確か働きに行くという設定だったような)それより何よりハイジの天真爛漫さです。あれってどうなんでしょうか?いや、そんなことが言いたいのではなくて、「そうそう、小さい頃近所の爺さんは妙に怖かったなぁ。」ということが言いたいわけです。年を取っていると言うだけで怖かったです。存在が自分とは違うような気がしていました。現在、年寄りに近づいている自分はどうなのでしょうか?ガキ共から見れば、恐ろしい存在でしょうか?いやいや、違うような気がします。今のガキ共は爺さんなんか目じゃないでしょう、きっと。自分の親だって「楽勝〜!」なんて思っているのではないでしょうか。大人一般が全然怖くない。これってヤバイですよね。彼らもいずれ大人になりますが、自分たちが恐れられない存在になっていくと言うことですよ。
敬意と言う言葉がありますが、その本質には恐れが存在していると思うのです。敬意をはらうと言う気持ちの裏側には絶対相手に対する恐れが存在します。自分よりも能力があるとか、そういうものも含めた相手に対する恐れ。そういうものが失われて久しい気がします。子どもの頃、校長先生は怖かった。今のガキ共は校長先生って、ただの何もしないおじさんくらいにしか思っていないのでは?良い悪いを言っているのではなく、実際そんな風なんじゃないかなー、と思っただけです。