Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

荷物の到着

いきなりで申し訳ないが、先週の土曜日、古い友人がこの世を去った。
ほんとうに幼い頃からの友人だった。
そのため葬儀やその他個人的に色々と考えるところもあった。
恐らく、故郷へ帰ることはないだろう。
私の父や母は健在だ。だが、どちらかに何かあっても故郷へは帰らない。
故郷に帰って住むことはない。
私のとっての故郷は、彼こそまさに故郷だったのだ。
だから、もう帰らない。
そんなことをここ数日頭の中で反芻していたのだ。
キャンディーズの好きだった彼らしく、田中好子と同じ日に逝ったのだ。
いや、もうこの辺にしよう。

アメリカのWeberSpeakerに発注していた品物が届いた。

かなり大きな梱包である。隣にあるのはデラリバ君である。
開けてみよう。

トランスとシャーシが入っている。
おまけのステッカーだ。

そして登場したのは・・・。
そう!ツイードのキャビネットだ。
うひょー。美しい。ラッカーが薄く塗ってあるのが良い。

そしてスピーカのタグ。

実は、キャビネットだけ注文しようとしたのだが、どうせ送料を払うのだから、予備にシャーシキットも一緒に注文したのである。
送料まですべて込みで665ドルである。日本円で55000円くらいか。関税の請求が後で来るだろうが、それを入れても6万円以内で収まるはずだ。国内で購入するよりも安いと思うのは私だけではあるまい。
自分でもキャビネットを作っているのだが、やはりアメリカ人の仕事というのも見てみたかった。5E3が2台になるのだ。馬鹿みたいだがやりたいことをとことんやってやるのだ。納得するまで時間と手間と金をかけるのだ。ま、金には限りがあるが。出来るときにやるのだ。生きているうちにやってやるのだ。
あの世でしっかり見てろよ。おまえには負けないぜ。