Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Handle for neck
 ハンドルを使う方法を更に一歩進めると、その方法がネックを保持するのにも利用できる。1インチ径のチューブを使う。約10mmの鉄の棒かフェンダートラスロッドをチューブの外側に溶接するかテープで止める。トラスロッドのねじ穴に合ったねじ穴を切るか、同じ径のトラスロッドを付ける。チューブの側を図のように90度折り曲げる。これでネックハンドルをハンガーに差し込めるようになる。つまり注意深くネックを塗装するためにスプレーテーブルを使えるようになるわけだ。ネックをビンテージの風合いに仕上げたり、きっちりしたスプレー作業をしたりするのに、非常に使いやすい。フックの部分は、ネックを乾燥させるのに他の方法で吊り下げるときにも便利に使える。クリアを噴くときでも塗装したままの状態を保てるので、ラッカーが垂れたりしないままぎりぎりまで塗装面を平らに保ちつつ、噴くことができる。1回転か2回転させることで、どんな液垂れも防げる。

Simple wood handle
 バンドソーで約20mm厚の木を簡単なハンドル形状に切り出せば、そのままネックポケットに付けられる。ほとんどの塗装作業者はボディの裏からネックマウントスクリューを使ってネックを取り付けるようにハンドルを取り付けている。しかし、均一に塗ることを考えると、止めるスクリューの場所を変えていくべきだろう。それから、次の塗りの前のサンディングをするときには外さなければならない。ハンドルを取り付けるときのスクリューは、ネックポケットにある4つの穴の大きさぎりぎりの十分な大きさのスクリューを選びたい。(細いとガタつく)スクリュー2本止めが一般的だろう。(ネックホールにちょうど良い大きさのハンドルを切り出そう。塗料がネックホールに残らなくてすむ)