Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

1月31日です。

沢山の人が午後から来てくださり、本当にありがとうございました。1年たって自分なりに気持ちを整理できつつある、と言ったところでしょうか?
改めて、皆様本当にご心配をおかけしました。今後ともよろしくお願いします。

では、本日分をUPします。

昨日の続き。でも今日の部分については自信なし。というのもアメリカと日本では使える素材に違いがあるし、ここの部分を翻訳することに、さほど意味を感じなっかったというのも、自信のない理由。では、始めます。

CLEAR FINISH AS AFILLER(目止めとしてのクリア吹き)
 クリアラッカー(あるいは他のクリアフィニッシュ)は木目(導管)を埋めるグレインフィラーの代わりに使うことができる。クリアで木目(導管)をうめられたものは、ナチュラルカラーに見えるし、深みと透明感を感じることができる。しかし、そうは言っても、開いている木目(導管)をクリアで埋めるのは根気と努力のいる仕事である。そして、ギター製作をする上では伝統的な手法ではないということを承知しておくべきである。そのタイプの方法でやる場合、木部のジュンビは欠点なく仕上げておかなければならない。と言うのもミスを隠すことができないからだ。木部・下地のほんの小さな傷であってもだ。
 木目(導管)を埋めるために、メーカーではステインフィラーではなく、トランスペアレント・フィニッシュを用いる。溶剤ベース(solvent-base) でなく、一般的には触媒 (catalyzed-finish) を使うことを選ぶ。というのも、素早く木目(導管)を埋めるし、縮まないからだ。一例を挙げると「アレンビック」のもっとも美しいベースギターの何種類かは、ステインではなく、透明なポリエステルの触媒で木目(導管)が埋められている。
 前述したように、フィラーとしてラッカーを用い、透明感を持たせる仕事は、とても忍耐が必要だ。ラッカーは開いた木目(導管)に吸い込まれるように消えてしまう。吹き付けるたびに、木目(導管)の中で前に吹かれたものが柔らかくなり、膨らみ、そして収縮することを繰り返すのだ。最終的に木目(導管)が埋められた後、縮みが出る傾向がある。だから最終的には数日後に再度吹き付けるべきだろう。ベストな仕上がりにするために、クリアラッカーか精製されたシュラック(セラック)を使うべきである。繰り返し吹いて、木をペーパーがけし、完全に木目(導管)が埋まっているかチェックした方が良い。木目(導管)が埋まるまで、何度でも吹こう。そしてそれから全体にぺーパーをかける。しかし、パーパーがけで仕上げるのに、もう一手間か二手間かけるつもりでいた方がよい。木目(導管)が埋められ、平面が出ても、縮みを計算に入れて仕上げにはいるのを待とう。(これで大丈夫、と思ってから、さらに2から3回塗ると考えた方がよい。これが一手間二手間である)最終的に、急ぐのでなければ、木目(導管)が完全に埋まって、平面を出してから、一週間くらい様子を見るべきである。
ADVANTAGES OF USING FINISH AS FILLERフィラーとしてクリアを使う長所)
・グレインフィラーを利用することで、起こるであろう諸問題は避けられるだろう
・木の持つ美しさや自然な見え方は損なわれずに、木目(導管)はくっきりして見える
DISADVANTAGES
・溶剤ベース(solvent-base)のクリアはどうしても縮みが出る。だから表面がスムーズに仕上がっても木目(導管)が粒跡のように表れることがある。

WOOD DOUGHS AND PUTTIES(木こね粉とパテ)
 ウッドダフ・パテ・触媒作用のあるフィラーなど、生地作りの段階で使えるものは、窪みや溝、木の欠けのリペアにも使える。しかし、一般的なルールとして、それらは木目(導管)を埋めるのには使われない。とうのは、乾くのが早すぎるし、はがしにくいし、大きな面を埋めるのには、飽き飽きするほど時間がかかるからだ。「プラスチック・ウッド」「ダーハムズ・ロックハード・ウォーターパテ」また、新製品の「アクリル・ウッド・ダフ」などの製品は、以前からある製品の代用品になる。「単色塗りつぶし」などの下地としては、ボンドなどの触媒作用のあるフィラーも利用できる。
Plastic Wood(プラスチック・ウッド)
 プラスチックウッドや他のニトロセルロースラッカーベースのパテは、乾燥が早い。ナチュラル・ウッド・ダフは清掃や薄めるのにアセトンやラッカーシンナーを必要とする。この種の素材はアルコールやラッカーで溶くことのできる着色剤、或いは UTCs で着色することができる。他のパテよりも縮む傾向があり、乾燥したら色を落とすことはできない。
Acrylic wood putty(wood dough)アクリル・ウッド・パテ(ウッド・ダフ)
新しいアクリル性ウッドパテは水を使って洗い流せ、薄めることができ、ウエット或いはドライどちらの着色剤を溶かすことができる。これらのパテのうち、乾いたときに剥がしたり清掃したりするのにアセトンを必要とするものがある。これらの速乾性を持ち、縮みにくく、簡単に掃除できるパテは乾燥してから色を落とせる唯一のパテであり、シースルーフィニッシュをギターに施すのにちょうど良い。3種類のパテの中でもっとも柔らかく、従って手に触れやすい部分への使用は避けた方がよいだろう。
Water putty(ウォーターパテ)
「ダーハムズ・ロックハード・ウォーターパテ」は水を混ぜて作る粉状のものである。少し縮み、乾くに従って堅くなり、しっかりと埋めてくれる。清掃・薄め・着色には水を使う。乾くと柔らかくすることはできないし、どの段階でも着色できない。
Auto-body filler(catalyzed acrylic resin filler)オートボディフィラー
一般的にボンドを指すが、このフィラーは触媒作用を持つアクリル・レジン・グレインフィラーの最初期の物の一つである。速乾性があり堅い、少し縮むがペーパーがけは容易であり、大小の隙間を埋める。木目(導管)を埋めるためのフィラーとしてはお勧めしない。除去するのが難しいし、着色が上手くいかないことが多い。
Acrylic spot putty(アクリル・スポットパテ)
他に自動車用補修用品の中から使える物に、アクリル・スポットパテがある。これは速乾性で、小さなへこみ(打痕)を埋めるのに使える。空気に触れると硬化する。スポットパテは普通、緑・ピンク・グレイ・白色をしている。そして、木地に塗れるし、シーラーやプライマー、カラーコートの上から直接利用することができる。スポットパテは、初回或いは2回目の下地作りの際に生じた小さな欠点を埋めるようにデザインされている。単色塗りつぶしをするならば、非常に良い木目(導管)フィラーである。というのも乾きがとても早く、縮みが少ないからだ。クリア仕上げにするなら、見栄えが悪くなるのでスポットパテは使えない。

読んでみて分かるでしょう?プラスチックウッドパテ?キャタライズド?って感じです。
そうなんですね。ただ訳したのでは何を指しているのか分からないんですね。下の2つくらいは何となくね。分かるんですが。こちらとしてもすべて実践して書いているわけではないので・・・ご勘弁を!