Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

謎のポット

oyoyo氏のブログにあるように本日は漢字検定の日。試験監督は退屈。でも、その前後にoyoyo氏と情報交換。彼は回路図と実体配線図をきれいにファイリングしてある。私とは大違いである。国外のアンプに詳しい氏でも初めて見たという事なので、私が知らないのも当然である。
午後は、家内を連れて私の実家に。私の両親は非常に元気。今年はズッキーニを作ったそうで、なっているところを初めて見た。こちらからはなりすぎたゴーヤを持っていき、物々交換であった。
さて、アンプである。謎のポットである。

バックパネル上ではこの位置である。

シャーシ内だとこの位置である。2番管の隣というか・・・。

2番管への接続。

1番管への接続。

2番管と1番管。
白い線は4番と5番ピンへ。黒は9番ピンへ。つまりヒーターに接続されている。もう少し詳しく説明すると、3番管から2番管を飛ばして1番管に6.3Vの配線がなされており、1番管から白と黒の線で2番管のヒーターに配線を戻し、そこから謎のポットに繋がっているのだ。ちなみにポットの値は100Ωである。これは、1番管と2番管のヒーター電圧を変化させるためのモノなのか?だとすれば何のために?
ちなみに、空気の入った真空管は2番ピンと1番ピンの間から9番ピンの方に向けて亀裂が入っていた。

普通の家庭にあってはならないダブルTwin Reverbの図。上の方が元気いっぱいのちょっと古い零号機君、下が今回災難に遭った初号機君。