Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

回路図公開!

ネット上で彷徨ったのだけれど、このアンプの回路図は出回っていません。しかし、GA-120で検索をかけると「こうけつコレクション」というページが引っかかりました。その方もGA-120を所有しているようで、状態も良い。その方のアンプには、なんと当時のアンプ内に貼られている回路図まで現存しているのです。私のアンプは昨日の写真のようにアンプ内には何の紙切れもありません。きっと散逸したのでしょうね。残念。しかし、ここで心が折れてはいけません。私は「こうけつ」さんの写真と私自身のアンプから回路図を起こしました。偉い!って誰のためにやって居るんだい!汚い文字と記号で何とか書き出しました。そして、スキャナにかけて、PDF化して・・・。あれ?ファイルを吐き出さないぞ?あれやこれや1時間ほどやったのですが、駄目でした。どうするべぇ・・・。そうだ何枚かに分けてデジカメで撮ってUPしよう!解る人に解ればいいや。っていうか、自分のための覚え書きね。ここに回路図があるってだけでも安心だしさぁ。
んじゃぁ、UPしましょう。まず1枚目、入力のあたりから。

0.025のコンデンサは耐圧250Vでセラミック。括弧内は今だったら・・・の値。
それにしてもこの部分の抵抗の5Mっていうのがねぇ・・・。すげえなぁ。

真ん中辺り。ここの0.005も耐圧250Vでセラミック。括弧内は上記と同じ。
500KΩのAのポットはスイッチ付き。リペアする場合、こいつがネックか?東京コスモスあたりにあるかなぁ?

出力部あたり。3k 2/1は、3k 1/2Wの間違いですなぁ。あやふやな記憶では、出力管が6AR5じゃなくて、6AQ5のものがあったようですが・・・。ここは6AR5と6AQ5の差し替えが可能です。

最後が電源部。どうもトランスも2種類あったのかなぁ?「こうけつ」さんのところの写真では、線で消した値が入っていたのですが、私のアンプの電源トランスを見ると240Vで50mAになっています。

おまけは、ブロック型コンデンサ。耐圧350Vで20μFが3つ入り。しかし、回路図では1つが10μFですね。ま、でも、自作する人は居ないでしょうが、今作るのならこのあたりのコンデンサは22μFのチューブ型に置き換えでしょうねぇ。
それから、こんな事書きたくないのですが一応。
あなたが、もしこの回路図を使って自作をおこない、その結果、あなたが感電しても、あなたの家が火事になっても、私590Guitarsは一切の責任を負うことは出来ません。また、これと同じの作ってくれ!金出すから!というのもなしです。