Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Champ 5F1基板作り

先週から昨日にかけて体調不良の連続。
今朝も寝起きは最悪。
ま、でもしばらく書かないでいると心配してくださる方々もいるので書く。
始まりはこの写真から。

そう、少し前までどこの事務所にもあった鳩目である。後ろ側のシルバーの道具は鳩目をかしめる物。右側のケースの中にあるのが事務用の鳩目。「で、実際のところこの鳩目は半田付けができるのだろうか?」「できるのならFender系の基板が自作できるんじゃないか?」悪い考えが頭をもたげてくるのだ。で、実験の結果、半田付けができたというのが上の写真。
そうなってくると、本当に基板はできるのだろうか?と言うのが次の疑問。疑問には身をもって答えるのだ。まず、基板用の板(変な言い方だな)に1/2インチ幅で線を引く。「どうせアメリカ人は1インチか1/2インチ位の幅で部品を並べているに違いない。」という強い思いこみのなせる技である。

次は、インターネットで回路図や配置図をみながら穴開けである。

バリをきれいに取り去り完成。

そして事務用の鳩目を止める。このペンチみたいな物が昔どこの事務所にでもあったのではないか?と思われる道具である。

すると、あっという間に完成。本当にあっという間である。まぁ、5F1Champは部品点数も少ないしねぇ、つまり、鳩目の穴をたくさん開けなくていいんだわ。

基板が出来ちゃうとさぁ、実装したくなりません?
もう、部品箱ひっくり返して幾つか見つけましたよ。RとC。

ところがぁ、1つ鳩目をつけ忘れました。困ったものだ。
上の写真と比べてください。しっかり後から穴を開けました。

部屋の右側の方から、DeluxeReverbの催促の声が聞こえそうです。

でも今日は、5F1を優先。こんな感じで作業中。

本日の最終形態表面。やはりデカいぞ事務用鳩目!でも、AB763などには良いかも。何本もの部品が一つの鳩目を使うからね。
それから5F1を見慣れた方は、「入力の68Kが2個抜けているんじゃない?」と思われるかもしれないが、ご心配なく。入力ジャックの所に直付けします。そう、一番右の1K5の左側に本当は鳩目を打って68K用のスペースがあるのです。この基板では上記の理由で省略。それから、「3個ある電解コンデンサがみんな同じ大きさじゃん。」と思った方。あなたもまた偉い。そうです。本来、5F1の一番左の電解コンデンサの値は16μF450Vで、その隣の2つある電解コンデンサは8μF450Vです。でも、手持ちがなかったのよ。だから22μ450Vにしました。問題なかろう、と言うことです。

本日の最終形態裏面。

詳しい方は、あれ部品が不足している?とお気づきだろう。
はい、無いんですね、部品箱に。
ですから今日の作業はここまで。一番上の半田付けの写真から2時間でした。
この続きは何時になるかわかりませんが、必ずやりましょう。
ま、長い目で見てくだされ!
次は、DeluxeReverbですぜ。