Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

ColorTone Retarder(カラートーンリターダー)
 リターダーは温度や湿度の影響を受け、フィニッシュの乾燥が早すぎるときに使われる。リターダーは、溶剤に水分を混ぜ合わせることで、できている。リターダーは、乾燥速度を遅らせる。乾燥が目的ではなく、フィニッシュ剤をスプレーガンから噴射しやすくするために粘性を落とすための希釈が目的であるならば、私たちはきれいな水を使うことを勧める。ビルドコートには、上限を15%として、水、リターダー、あるいは、その2つの混合液を使う。最も初期のウォッシュコートには50:50の割合で、何の問題もなく水を利用できるが、ビルドコートのためにはこのくらいの薄め方は良い考えではない。
 カラートーンウォーターベースブラッシングバーニッシュは、水を媒体としたオイルバーニッシュである。シュラックやカラートーンサンディングシーラーの上に塗ることができる。また、単独で使っても素晴らしい働きをする。その樹脂は、専売オイルとウレタン/アクリルのブレンドとの組み合わせられたものであり、オイルバーニッシュと多くの部分で似通った特徴を持っている。実際、琥珀の色合いを持ち、黄色く経年変化し、タフだがフレキシブルで、深みがあり、玉虫色の光沢を持ち、オイルバーニッシュの臭いがする。
 利用するに当たっては、多くのペイント店や道具店で入手できる安価なポリエステル製の粗いハケを使うことを勧める。ウォーターベースをハケ塗りする場合の最大の問題点は、濡れた塗面に、大きいが数が少ない気泡を残す。大きな気泡は、小さな気泡に比べて塗面から消えやすい。このバーニッシュでのバフィングワークは、やりやすいし、素敵な光沢をもたらしてくれる。乾燥時間と、実行する上でのスケジュールは、ウォーターベースラッカーと同じくらいである。このバーニッシュは、ハケ塗りのための製品ではあるが、スプレーイングというオプションもある。少量の薄め液はハケ塗りを遅らせる。だから、スプレーイングの成功には、薄め液のコートが必要であるということを心にとめておいて欲しい。