Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Lighting(照明)
 正しい照明は観察のための大きな要素である。ギターの上に噴かれた仕上げの塗料が、どの程度湿っているのか、スプレーの範囲はどれくらいか、塗料の厚さはどうか、液だれしていないか、などといった問題は目で見るしかない。あなたの後ろ側からだけでなく、作業範囲(つまりブース)の両側からも照明できるように設置すること。白熱灯・蛍光灯のどちらかだけでなく、両方の光をミックスさせると、塗料や着色剤を混ぜるときの色の判断に大きな手助けになる。自然光を得られるのならば、それが一番いい。自然光は全ての光の要素を備えているからだ。色というものは、異なった光線の下では非常に異なって見えるものである。これは確実に言える。
 電球や照明に対する防火対策は換気扇や換気と同じくらい重要である。もっともシンプルな照明に対する回答は、戸外のフラッド・ライト用に作られた、シールドされ、ガスケットが付き、耐候性のある八角形の箱に入れることだ。箱には戸外用のライトバルブとソケット、安全ガラスで防塵された装備をする。分厚いガラスは突然ひっくり返って壊れることから電気バルブを守るし、熱い電球や電気接点に塗料の霧がくっついたりするのを防いでくれる。これらのドーム型照明は牧場のサイロで使われたり、発火性のチリや燃えやすい要素を持つ揮発性物質のある地下作業の現場などで利用されている。