Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

The Paul2ネック折れ修理

このところ、翻訳をUPしているだけなので、
少々、変わったところで・・・。
手に入れたレスポール、と思いきやThePaul2と言うのだそうだ。
とにかくひどい状況。
ネックは折れている。ボディは割れている。
何でもあれ、の状態。
おそらく、かなりの高さから落とされたのではないか?
今まで、ネックの折れたレスポールは何本も見たが、ボディまでダメージを受けたのは、これで2本目。
1本目は、ネックは折れていないが、ボディとネックの接合部が割れているモノだった、これは昔のHPに置いてあるかもしれない。
いずれにせよ、酷いのだ。

まずは、ネック折れの修理から。

いつものようにタイトボンドで攻める。
少し付けすぎか。

クランプで締める。
はみ出たボンドは濡れ雑巾で拭き取る。

翌朝の状態。

さて、ボディの割れをどうするか。
今後の課題ですな。
ネックの両側に割れがあるでしょう?

夜なのだ。
辺りは霧が酷い。
街灯もぼうっと霞んでいる。
ギターをいじくる以外、やることがないので、
もう一つ今日は進めてみた。
ストラップ・ピンの処理である。
ボディエンドのピンが陥没しているのだ。

おそらく、垂直に落ちたのだろう。
その勢いでストラップピンが綺麗に陥没している。
想像するに、落ちた勢いでネックが弦の張力でブリッジ方向に引っ張られ、その衝撃が収まらないうちに、ヘッドのうしろがわに向かって倒れたのではないか。そう考えると、ネックの両サイドのひび割れも納得がいくような気がする。ヘッドの裏側の縁に大きな打ち傷がないのも納得か?

まぁ、取れないのだこのストラップピン。
で、金槌とドライバーで何とかグラグラにして抜こうと思ったのだが、この有様だ。ねじの部分がボディ内に残ってしまった。
まぁ、しょうがないか。