Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Common ratios for thinning lacquers
 これは一般的な薄める比率である。そして公式化された内容として信頼できるものであるので受け入れて欲しいと思う。これらの仕様書はスタンダードな市販のラッカーを自分で混ぜるためのものであり、レディ・トゥ・スプレーと呼ばれるラッカーのものではない。(レディ・トゥ・スプレーは缶から出したとき、やや重ために感じるので、我々は2:1に薄めることが多い)最初の数字はラッカーを示し、次の数字が薄め液を示す。

Very thin(1:4)これはグレイン・フィラーの前に、フィニッシュの最初期の段階で行うライト・ウォッシュ・コートに使われる比率である。しかし、液だれに充分注意が必要である。特に色の上に噴くときなど、我々はこの比率をファイナルコートの上に残された傷を溶かすためのフラッシュ・コートにも良く使用する。もし時間があるなら、フラッシュコートは素晴らしい仕上げとなるはずだ。

Quite thin(1:3)ウォッシュ・コートの濃さとしては、我々はこちらの方を好む。だが、フラッシュ・コートとしてはラッカーが多いと思う。

Thin (1:2)これはノーマル・ミックスより、まだ薄いといった状態である。(コートを重ねるためのミックスではない。)そして、この比率でもウォッシュ・コートのための比率であると考えられる。

Light (1:1)これは100%という言い方をされることや、50対50と呼ばれることもある比率である。我々は単純に1対1と呼ぶ。そして、普通のラッカーでビルド・コート(コーティングを重ねる)の時にこの比率を使用する。この比率は我々がよく使う25psiから45psiのコンプレッサーのレンジで様々なラッカーを噴くときの比率である。様々なラッカーで見た目良く滑らかで、たっぷりとしたコートをするために、この比率を使ってみよう。

Medium (1.5:1)これはビギナーにとって良い比率である。1:1よりは少し厚い(重い)だけなので、気泡を作らずにフィニッシュができるはずである。

Thick (2:1)これはもう一つの一般的な比率である。これは、多くのフィニッシャーがスプレーするのに使う比率である。この比率は、コーティングの回数を減らすことを意味する。工場では温かいフィニッシング・ルームの中で、50psiから55psi位の圧で、この比率でミックスされた塗料を噴く。しかし、35psiくらいでも充分な効果を得られるだろう。

Very thick(3:1)これは小さなショップでは希に使われるだけである。熟練したスプレー職人は塗料を缶から取り出して、この重たいラッカーを5馬力のコンプレッサーでスプレーする。しかし、我々のための比率ではない。重たいラッカーは一般的に温度コントロールで温められた工業用のスプレー噴出口からユニフォーム・コートの前にスプレーされる。そして、スプレー職人は気泡を防いだり、液だれができないように充分な経験を積んでいなければならない。