Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

フレット摺り合わせ

Guitars5902006-01-22

昨日とはうってかわって日差しがありました。しかし、結構寒かったですね。午後3時頃から30分ほど身体慣らしのために散歩。金曜日に出勤したら身体がついて行かなくて、これはまずいぞ、と言うことで少々トレーニングの真似事を。
その後、懸案だった「黒いレスポール」のフレット摺り合わせ。いつものようにアルミのアングル材に400番のサンドペーパでシャコシャコと。やはり3弦の当たるところのフレットは10フレット位まで溝が付いてしまってます。この溝を無くなるまで、と思って始めたのですがどうにもこうにも平らになりません。平らにするためには指板から0,何ミリの世界です。取り敢えず問題になっているのは2フレットが減りすぎて3フレットがビビルというモノでしたから、危険を承知で3フレットを少しだけ減り気味にしました。そうしたらこれが大正解!1フレットから最終フレットまでどの弦でもビビらずに音が出るようになりました。ただ、全体を揃えるのにかなり削り込んだので、フレット摺り合わせも今回が限界でしょう。次回はフレットの打ち換えになるでしょうね。まるでフレットレスワンダのようなスタンダードになりました。このレスポールは非常にネックが面白いレスポールです。というのは、弦を付けない段階で12フレットあたりに頂点がある感じです。ストレートゲージを当てると明らかに12フレット付近を頂点にしてあります。つまり弦を付けない状態で逆ぞり傾向にあるわけです。当然摺り合わせもこの状態を崩さないように慎重におこないました。今回は010の弦を張りましたが、チューニングを済ませてストレートゲージを当ててみると見事にネックは真っ直ぐになっています。こんなに見事に調整してあるネックは初めてです。私が調整したのではないので、前の持ち主がどこかに持ち込んで調整したのでしょう。そう言えば、フレットの摺り合わせを既に受けているようなフレットの形でしたからね。本当に面白いなぁ。見にくいかも知れませんが、摺り合わせをする前のフレットです。例によって一枚しかUP出来ませんがご勘弁を。