Guitars590’s blog

愚か者の力を馬鹿にしちゃあいけない。

Guitar Finishing Step-By-Step

Pedestal buffing 固定されたバフィング・マシンを使い「ファクトリー・メイド」のような見栄えを得る最良の方法は、フランネルのバフ・パッドとバー・コンパウンドを使うことである。ギター全体にバフがけをする間に、何度もコンパウンドを付け足すことが期…

Hand rubbing 清潔なリネンのような柔らかい布を使い、バフィング・コンパウンドをつけたハンドラビングでは、素晴らしい仕上がりをもたらすことができる。折りたたんで柔らかい面を手のひらの中で出せるくらいの布を用意する。楽器の上に半インチ幅で3〜4…

Don't forget scrapers Chapter 5で紹介したように、スクレーパはフィニッシングのあらゆる場面でサンド・ペーパの様に使えるので、重要な道具である。木の表面や木目をきれいにして、完全な状態にし、傷をなくすだけでなく、スクレーパはフィニッシュも滑ら…

Wipe-sanding and color-sanding 「ワイプ・サンディング」というのは我々の呼び方で、自動車塗装業では「カラー・サンディング」と呼ばれている。ほんの小さなホコリを払い落としたり、オーバー・スプレーの部分に施したり、滑らかな表面にフィニッシュのコ…

Scuff sanding スカッフサンディングという用語は、フィニッシュの上の小さな突起(木の繊維の浮き上がり、気泡が原因であったり、ゴミが原因であったりするフィニッシュ上の小さな硬い粒)を素早く軽いドライ・サンディングで取り除く工程において使用され…

Breaking edges 塗料は鋭い角度の部分よりもカーブに良く着くものだ。製作の早い段階からフィニッシュに至るまでの間で、手によるサンディングで木のフチをそっと丸めることを学ぶのは大切である。ピックアップ・キャビティ、コントロール・キャビティ、ペグ…

Use power effectively(動力を有効に利用する) 木地であれ、フィニッシュであれ、電動サンダーやランダム・オービタル・サンダーが使えれば、実際、かなりの時間を節約できる。ランダム・オービタル・サンダーは、祖先のオービタル・サンダーや「oscillati…

CHAPTER8 Sanding and Buffing Techniques 木に対するサンディングとフィニッシュに対するサンディング、それから最終コートのバフィングなどに関するちょっとした技法を以下にまとめる。サンディングとバフィングは根気と細部への注意を必要とし、その点に…

Spray Gun MaintenanceCleaning and setup 新しいスプレー・ガンを手に入れたら、使う前に全体を掃除しておくこと。また、コンプレッサーのエア・ホースに合うメスのコネクタを購入する必要もあるかもしれない。(クイック・コネクタがよい) 倉庫に置いてあ…

Air Pressure 正しい空気圧を知ると言うことは、適正な霧を吹くために重要である。High air pressure(50psiから60psi)で吹く霧はギターの上に何をスプレーするにしろ、低い空気圧で作業するのよりも仕上がりのランクが上になる。High air pressureはラッカ…

Avoiding blushing(恥をかかないために) リターダとリターダ・シンナ(Butiyl Cellosolveは強力なリターダだ)は暑くて湿気のある状況やスプレー・ガンから水分が出された時にラッカーが恥をかかない(失敗しない)ように利用される。失敗はラッカーの中に…

Common ratios for thinning lacquers これは一般的な薄める比率である。そして公式化された内容として信頼できるものであるので受け入れて欲しいと思う。これらの仕様書はスタンダードな市販のラッカーを自分で混ぜるためのものであり、レディ・トゥ・スプ…

CHAPTER 7 Spraying Basics スプレーイングについて我々が知っていることは、すべて自己流で学んできた。(あなたにはその必要がないが)ラッカーの薄め方やスプレー用具の使い方、仕上げの段階での無数の問題をどう乗り越えるか、ということをトライ・アン…

Random-orbit sander/polishers ポリッシングのためのアタッチメントを取り付けたランダム・オービタル・サンダーは小さなショップでは素晴らしいハンドヘルド・バッファになる。(chapter 5のパワーサンダーの項を参照)軸付きのバッファを持っていなくても…

Cloths,pads,and buffs 布は液体コンパウンドでハンドポリッシングをするのに使う。綺麗で糸屑が無い使い込まれたコットンを選ぶこと。(例:Tシャツや使い込まれたフランネルのシャツなど) ハンドヘルドの電動工具のバフィングでペースト状コンパウンドを…

Liquid Compound(液体コンパウンド) 液体コンパウンドはハンドラビング(手作業)のためにある。研磨の方法としては最も安全なものである。というのは電動工具を利用して研磨すると熱を発生するが、そういったことから起こる表面のダメージを避けられるか…

Chapter 6 Materials and Tools for Buffing(バフィングのための材料と道具) プロのような品質の楽器の仕上げに必要なものは、高い光沢を出すためのバフィングと平面出しのためのサンディングに耐えられる塗装面の十分な厚さを保ちつつ、楽器の持つトーン…

Other ToolsScotch-Brite flexible abrasive pads スコッチ・ブライトは3Mの登録商標でシンセティック・スチール・ウールとも呼ばれるフレキシブルな粘着パッドのことである。非金属のファイバー素材を接着剤でパッドに貼り付けることで製作される。スチール…

Scrapers スクレーパはどんな形であっても良いのだが、0.8mm〜1.5mm位の厚さを持った平らな鉄製の物である。スクレーパのエッジは木の表面を滑らかに削り取るためにしっかりと形成され研がれることになる。そういう道具を使えば我々がギター・フィニッシュに…

Power Sanders パワー・サンダはサンディングにおいて重要な役割を果たす。腕の良い職人はフィニッシングと同じくらい木地準備が素早いし、ギター・フィニッシングの骨の折れる仕事を終わらせるのも早い。だが、その使い方が不適切であれば、それらの工具は…

Wet-sanding a finish 通常のペーパでどんなに努力を重ねてもウェット・サンディングは常にそのあるべき段階で行われるべきである。多くのフィニッシャーは、最終コートが終わった段階でスーパ・ファイン・グリッドのサンド・ペーパによるウェット・サンディ…

Dry-sanding a finish ファイナルコートに至る全てのフィニッシュ・サンディングは220番から320番くらいのno-loadペーパで、ドライで行われる。(水を使わず、ウェット・サンディングはしない)スカッフ・サンディングは素早く軽いサンディングで、フィニッ…

今年もよろしくお願いいたします。と、ここだけに書いてみるのだ。Aluminum-oxide sandpaper アルミ酸化物のペーパは、木工用にデザインされている。しかし、これらもまたフィニッシュの工程で良い働きをする。白、黒、金、茶などがあり、アルミ酸化物のサン…

Grit composition(粒子の構造) ギターフィニッシュの作業(そして木工作業、木工仕上げも含む)において最も一般的なサンドペーパの素材は、ガーネット、アルミ酸化物、それにシリコンカーバイド(二酸化珪素)である。ペーパの裏面には、どんな種類の粒子…

Loading versus nonloading papers 普通のサンド・ペーパはloadである。これは削りくずで目詰まりすることを意味する。サンディングによって削りくずが生じるのだ。nonloadingは粉状のエステル減摩剤か研磨面に削りくずが詰まらないように何か特別なコーティ…

Sandpapers 店頭には目眩がするくらい沢山並べ立てられた研磨剤がある。工業製品用語でサンド・ペーパと呼ばれる物だ。サンド・ぺーパは粒(炭化珪素、アルミ酸化物、ガーネットなど)、バッキング(紙、布、重さの異なるマイラなど)、接着剤(バッキングに…

Chapter 5 Abrasives and Smoothing Tools 木部の下準備は、プロのような仕上げを得るためには最も重要なステップである。楽器の表面が均一で無傷の状態であるためには、仕上げが均一で滑らかでなくてはならない。仕上げの間のリペアワークで下地準備の時の…

Sign painter's tape 我々のショップで最も革新的なマスキング・ツールは看板職人の使うテープだ。それは、微妙なラテックスの粘着剤で表面処理されている。色々な幅が入手できる。大きな部分でも小さな範囲でも、紙やマスキングテープを使う煩わしさを感じ…

Masking Supplies マスキングをすること、あるいは特定の部分を着色やフィニッシュ剤から遮断することは、仕上げの段階では大きな役割を持つ。正しいマスキングはその後の作業をやりやすくする。安いマスキングテープは所詮バーゲン品だ。(良い物を使おう)…

Handle for neck ハンドルを使う方法を更に一歩進めると、その方法がネックを保持するのにも利用できる。1インチ径のチューブを使う。約10mmの鉄の棒かフェンダーのトラスロッドをチューブの外側に溶接するかテープで止める。トラスロッドのねじ穴に合ったね…